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蒜山 湯原温泉 観光ガイド

鳥取県との県境に位置する蒜山(ひるぜん)は高原リゾート地として有名で、トレッキングやキャンプ、乗馬、スキーといったアクティビティが楽しめる西日本でも有数のレジャースポットです。

またジャージー牛の放牧も行われており、育成数は日本最大級。ジャージー牛のミルクを使ったヨーグルトをはじめソフトクリームやチーズなどの乳製品は、牧場に併設のレストランで味わえるほかお土産としても購入できます。

見渡す限りに広がる緑の大地でゆったりと草をはむ牛たちの姿に、見ているこちらものんびりとした気分に浸れます。

真庭市にある湯原温泉(ゆばらおんせん)は岡山県の北部を流れる旭川沿いにあります。かつて「西の横綱」とも称された歴史ある名湯は、泉源に直接浸ることができるという日本でも珍しい自噴温泉。美作市の湯郷温泉(ゆのごうおんせん)、苫田郡鏡野町の奥津温泉とともに美作三湯と呼ばれています。

旭川沿いに広がる湯原の歴史は長く、弥生時代に同地で盛んに行われた「たたら製鉄」に従事した人々が湯原で疲れを癒やしたとされる説もあります。

実際の歴史に登場するのは豊臣秀吉が生きた時代で、豊臣五大老の一人・宇喜多秀家の母が同地で病を治したと伝えられており、温泉ファンにはなじみのある名湯です。

名物は砂噴き湯と言われる混浴露天風呂の砂湯。人の力を介さずに湧き上がる自噴温泉としても有名で、湯船の底から温泉が湧き出しています。通常は掛け流し100%でも温泉の湧く場所から湯をひいてくる必要がありますが、砂湯はまさに泉源に直接浸かるという贅沢が味わえます。

温泉を堪能したら、周辺の観光スポットにも立ち寄ってみましょう。真庭市内の勝山町は、県内で初めて街並み保存地区に指定された風情ある町です。古くは出雲街道の要衝として繁栄し、武家屋敷や白壁、格子窓といった古い街並みが今も残されています。

最近では商店の軒先にかかった様々な暖簾(のれん)が人気を呼んでおり、町内をめぐるだけで楽しい気分に浸ることができるでしょう。

また神庭(かんば)には西日本一の名瀑と称される、日本の滝百選認定の神庭の滝があり、落差110mを誇る瀑布は圧巻。特に10月下旬からは紅葉も美しく、鮮やかな山肌をすべる純白の滝は必見です。周辺に生息する愛嬌たっぷりの野生の猿も観光客を楽しませてくれるでしょう。

大自然の恵みを堪能する美肌の湯のほか、情緒ある街並みやダイナミックな滝など、魅力なスポットが勢ぞろいのエリアです。

蒜山 湯原温泉のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

旧遷喬尋常小学校

木造ルネッサンス風小学校

1990年に移転するまで校舎として利用されていた歴史的建築物。映画やテレビCMのロケ地としても利用され、注目をあびた。 工事費は当時の久世町予算の3倍近い巨額な費用を投じている。建築材は真庭市木山国有林の優れた檜、杉材を選定し使用。 迎賓館を思わせる豪奢な、ルネッサンス様式による明治の擬洋風建築。全国的にも貴重な佇まいから、国の重要文化財に指定されている。 現在は文化施設・久世エスパスランドの付属施設として、かつての教室は図書室・展示室、職員室は会議室、講堂は集会室、校庭は屋外展示場に供されている。 1907年に完成した二階建ての木造建築で、玄関と職員室、講堂(2階)からなる中央棟の東...»

牛餅丼

牛丼のご飯の代わりに名産「ひめのもち」を入れた創意工夫の一品

餅を使った変わり種の丼。牛丼のご飯の代わりに餅を入れた創意工夫の一品だ。なめらかで美味しい餅に、少し甘いつゆがかかった牛丼の具がたっぷり。新庄村きっての名産「ひめのもち」の美味しさを存分に味わえる。夏に朝晩の寒暖差があり、ブナの原生林がある『毛無山』から流れる新庄川の水でつくった新庄村のひめのもちは強い粘りと甘味が特徴。最近はこのひめのもちを使って餅をワッフル形に焼く「モッフル」も流行っている。...»

シャコの刺身

鮮度が光るシャコの刺身

瀬戸内海で獲れる新鮮なシャコの刺身。シャコは、死んでから時間がたつと、自分で自分の身を溶かす酵素を出すので、身がやせ細ってしまう。生のまま食べられるということは、それだけ新鮮だ、ということ。しょうゆでもおいしいが、すだちなどをしぼっていただくのも乙なもの。 旬    3月 ...»

ひるぜん焼そば

味噌ベースの秘伝のタレで焼き上げる、もっちり甘辛な焼そば

鳥取県との県境に位置する岡山県の蒜山地区で昭和30年代から親しまれる地元の味“ひるぜん焼そば”。当時、ジンギスカンや焼肉を自家製のタレで食べるブームが起こり、地元の食堂で味噌をベースにした秘伝のタレで焼きそばを作ったところ大評判を呼んだのが始まり。「秘伝のタレ」と呼ばれる各店で調合される濃厚で甘辛な味噌ダレを使い、親鶏のかしわ肉と蒜山高原で生産される高原キャベツが入る。もっちりとした麺にキャベツの歯ごたえが絶妙な一品だ。...»

蒜山おこわ

小豆や鶏肉、栗などの具材が豊富に入ったしょうゆ味の五目おこわ

“蒜山おこわ”は、岡山市真庭市北部、鳥取県との県境に位置する蒜山地方に伝わる郷土料理で、蒜山地方の祭りや祝い事には欠かせない一品。赤飯を炊くときに、間違ってちらし寿司の具を入れてしまい、せっかくなので小豆も入れて一緒に蒸したところ、非常においしいおこわができ上がったのが始まりだといわれている。各家庭ごとに入れる具材は異なるが、もち米に鶏肉、油揚げ、しいたけ、ごぼう、にんじん、小豆、栗、ぎんなんなどが定番で、蒜山周辺で採れる四季折々の山菜が加えられた豪華な内容が特徴。素材の旨みとしょうゆの風味が上品な五目おこわだ。...»

ひるぜんバーガー

食肉用ジャージー牛100%のパテは、やわらかく軽い味わい

米子自動車道の蒜山(ひるぜん)高原サービスエリア(下り方面)のみで販売されている“ひるぜんバーガー”。表面の香ばしさとふわふわとした食感が楽しめるオリジナル配合のバンズにはさまれたパテは、食肉用のジャージー牛100%で、やわらかくさっぱりとした味わい。程良く効いたスパイスとベーコンがパテの味を引き立てている。スタンダードな“ひるぜんバーガー”のほか、テリヤキやチーズ入りも人気。平日は50食、土日は100食限定販売となっているので、食べたい方はお早めに。...»

蒜山だいこん

自然に恵まれた蒜山高原で育った大根。寒締め効果で栄養価アップ

蒜山(ひるぜん)高原は岡山県西北部にある標高450m以上の高原で、土は「黒ボコ」といわれる火山灰土壌で特に大根の栽培に適した地である。このような環境で栽培されている蒜山大根。旬は11月上旬~12月上旬。昼間は太陽光によって十分に光合成を行い栄養分を生成。そして、夜間の寒気を受けると野菜は自分を守ろうとして栄養を体内に蓄える働きを強めていく。こうして、”寒締め”と言われる効果を発揮した栄養価が高く食味の良い大根がつくられる。形・色つや・味の三拍子が見事にそろった名品である。 旬     5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 ...»

ひるぜんワイン

野性味の中に上品さがあふれる高原ぶどうのワイン

「ヤマブドウ」は日本固有のものだが、西日本では珍しい野生のぶどうのひとつ。栽培そのものや醸造が難しいとしていわれているが、蒜山高原では自生していた1000本余りのぶどうの中からたった3本の木を選抜、栽培をスタートさせたという。ここ、ひるぜんワイナリーでは、そのやまぶどうを贅沢に使用。日照時間が長いなど気候の違いから北の地方のものよりも甘みが強く、野性味をしっかり残しながらも上品な味わいが楽しめるのが特徴だ。四半世紀以上ワイン作りひと筋に励む姿勢は今も変わらない。 ひるぜんワイナリーには、ワイン醸造施設にショップとカフェを併設。ショップ 「コアニエ」では自社ワインやコンフィチュールなど、選りす...»

御前酒 辻本店「GOZENSHU 9 (NINE) 」

日本最古の製法「菩提もと」づくりを採用

「御前酒 蔵元 辻本店」は文化元年(1804年)に創業。当初は美作勝山藩の御用達として「御膳酒」の銘を受け、一般には「萬悦」の銘柄で親しまれていた。また、蔵元は昔から「うまさけの国」と呼ばれた美作(岡山県北の旧国名)の地にあり、寒冷な気候、優れた酒米と水といった酒造りに適した条件に恵まれています。 GOZENSHU 9(NINE)は、天然の乳酸菌を使った古代の製法である「菩提もと」を蘇らせ、岡山が誇る貴重な酒米「雄町」の豊かな旨味に爽やかな酸味を加えたお酒です。和食だけでなく、洋食にも良く合います。 「菩提もと」づくりは、さまざまな清酒製法のルーツとされています。この製法の特徴は、「そやし...»

蒜山ジャージーヨーグルト

蒜山産の甘くこくのあるジャージー牛乳から作られる乳製品

濃厚で栄養分豊富なジャージー牛乳の産地、真庭市蒜山地方の新鮮な牛乳をたっぷりと使用し、その豊かな味わいを損なわないよう、余計なものは加えずにしぼったまま(無調整・無均質)の牛乳で作られたなめらかでコクのあるヨーグルト。口の中に広がるやわらかな甘みが特徴。封を開けた時に表面に浮かぶ黄金色のクリーム層。これは、牛乳本来の味をできるだけ自然な形でお届けするため、新鮮なジャージー生乳をそのまま殺菌、発酵させた際にできるもの。おいしさ、濃さ、ナチュラルヨーグルトの証なのだ。...»

高瀬舟羊羹

伝統の味は厳選した材料と昔ながらの製法が生み出す

明治元年(1764年)創業の古見屋羊羹が製造する銘菓・土産菓子。250年以上という長きにわたり、受け継がれてきた古見屋羊羹の味わいは今も変わらない。1300年ごろから昭和の始めまで、県内の三大清流で豊穣の山海の幸を運搬するために使用された高瀬舟(水深の浅い河川を航行するために、吃水が浅く作られた小舟)をイメージして作られたのが、人気商品の高瀬舟羊羹だ。小豆は北海道の襟裳種、水は落合の山麓から湧き出た天然水を使用。2時間あまり小豆を煮つめて生餡をつくり、寒天、砂糖にその生餡を加えるという、創業当時と同じ製法で伝統の味を守り続けているという。紙製の容器に、一口大の羊羹が入っている。表面が薄く糖化し...»

日本ミツバチの蜂蜜「百花の雫」

一度食べたら忘れられない、100%ピュアなハチミツ

希少な日本ミツバチがつくり出した100%ピュアな天然ハチミツ。日本ミツバチの蜂蜜は、習性により生産量がとても少ないことから幻の蜜蜂と呼ばれています。日本ミツバチは巣の周囲の様々な木や草花から蜜を集めてきます。そのため色々な花の蜜がブレンドされているので「百花蜜」と呼ばれます。コクと深みがあり、風味がとても豊かです。...»

昔しょうゆ

創業110年の伝統の味は意外や懐かしさがあふれる庶民派

創業110年のカツマル醤油は、鎌倉期より京都東寺の荘園として栄え、長い歴史と豊かな自然の恵みに抱かれた街、 新見にある。昔ながらの味わいある醤油として、評判のこの“昔しょうゆ”は、丸大豆と小麦、食塩のみを使い、1年かけじっくりと自然に完熟させ、そのもろみを絞って熱殺菌後、瓶詰にしているという。昔なつかしい赤みがかった色あい、深い香りとコク。濃口醤油として、肉じゃが、てり焼きなど、どんな料理も選ばない万能醤油として使用したい。パッケージもレトロなデザインでお土産に最適だ。...»

阿哲台

阿哲台は、岡山県新見市の中南部および真庭市南西部に広がる広大なカルスト台地です。東西約18km、南北約12kmの広がりを持ち、山口県の秋吉台と並び、日本有数のカルスト台地として知られています。阿哲台の地質基盤は阿哲石灰岩層群と三郡変成岩類から構成され、その厚さは1500mにも達すると推測されています。そのうち石灰岩層は約600mの厚さを持ち、台地面の標高は約500〜600mです。 阿哲台の地理と特徴 阿哲台は高梁川上流県立自然公園の一部であり、カルスト地形特有のドリーネやウバーレなどが点在しています。台地中央を南北に流れる複数の河川によって、石蟹郷台、草間台、豊永台、唐松台の4つの台地に分...»

井倉峡

井倉峡は、岡山県新見市井倉に位置する景勝地で、高梁川流域に広がるカルスト台地である阿哲台を中心としています。このエリアには、滝や鍾乳洞などの自然の造形美が点在し、岡山県高梁川上流県立自然公園の特別地域に指定されています。訪れる人々に四季折々の美しい風景を提供する名所として知られています。 井倉洞 井倉洞は、石灰岩の断崖に開口する全長1,200m、高低差90mの壮大な鍾乳洞です。1958年に初めて発見され、翌1959年には新見市によって観光地として開発が進められました。洞内には地下河川が流れ、特に高さ50mの「地軸の滝」は圧巻の見どころです。また、つらら石や石筍、流れ石、カーテンといった多様...»

絹掛の滝

絹掛の滝は、岡山県新見市井倉に位置し、高梁川の流域に広がるカルスト台地、阿哲台を中心とした風光明媚な景勝地域にあります。この滝は高さ約60mを誇り、3段に分かれて落ちる姿が特徴的です。特に、最下段の高さ約50mの部分が「絹掛の滝」として知られています。その名は、白い絹布を岩肌に掛けたような優雅な滝姿に由来しています。 滝の特徴と景観 「絹掛の滝」は、国道180号沿いを南側から新見市内に向かうと、高梁川の反対側に突如として現れます。その雄姿は夜間もライトアップされ、旅の途中で立ち寄るには絶好のスポットとなっています。また、JR伯備線の車窓からもその美しい姿を眺めることができ、多くの観光客に親...»

井倉洞

井倉洞は、岡山県新見市に位置し、高梁川上流に広がる全長1,200メートル、高低差90メートルの巨大鍾乳洞です。この洞窟は高さ240メートルの石灰岩の絶壁に開口しており、1958年に発見され、翌年には観光地として整備が進められました。洞内には地下河川が流れ、高さ50メートルの「地軸の滝」など、珍しい鍾乳石が数多く存在します。井倉洞は岡山県指定天然記念物であり、その美しさと規模で訪れる人々を魅了しています。 鍾乳洞内の見どころ 自然が創り出した芸術作品 井倉洞内には、「銀すだれ」や「水衣」、「くらげ岩」などと名付けられた様々な形の鍾乳石が点在しており、その姿はまさに自然が創り出した芸術作品で...»

満奇洞

満奇洞は、岡山県新見市の阿哲台(豊永台)に位置する鍾乳洞であり、岡山県指定天然記念物に指定されています。この洞窟は、江戸時代末期の天保の初年に発見され、発見当初は「槇の穴」と呼ばれていましたが、1929年に訪れた歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻によって「満奇洞」と改名されました。名前の由来は、「奇に満ちた洞」という意味からきています。満奇洞は、岡山県高梁川上流県立自然公園特別地域に含まれ、その神秘的な内部構造と美しい二次生成物で知られています。 地質と地形 阿哲石灰岩と鍾乳洞の形成 満奇洞が形成された地質基盤は、阿哲石灰岩層群(秩父古生層)および三郡変成岩類から構成されています。これらの石灰岩...»

日咩坂鐘乳穴

日咩坂鐘乳穴は、岡山県新見市豊永赤馬に位置する鍾乳洞で、1957年に「阿哲台」として岡山県指定天然記念物に指定されました。この鍾乳洞は、日咩坂鐘乳穴神社の御神体として古くから信仰されており、その神秘的な存在感は地域の霊地として広く知られています。 霊地としての歴史 日咩坂鐘乳穴は、古くより「大洞穴(おおほらあな)」と呼ばれ、神が宿る霊地として信仰されてきました。伝承によれば、802年(大同2年)に弘法大師(空海)がこの地を訪れ、伊弉諾尊・伊弉冉尊を勧請して三尾寺の鎮守として祀ったことが、日咩坂鐘乳穴神社の創建の起源とされています。神社はこの鍾乳洞を御神体として崇め、現在も信仰の対象となって...»

日咩坂鐘乳穴神社

日咩坂鐘乳穴神社は、岡山県新見市豊永赤馬に位置する歴史ある神社で、「大洞穴(おおほらあな)」と呼ばれる日咩坂鐘乳穴を御神体として祀っています。神社は古くからこの地域の霊地として崇められ、多くの信仰を集めています。 神社の歴史 創建の起源と弘法大師の関与 日咩坂鐘乳穴神社の起源は、727年に行基がこの地を訪れ、三尾寺を創建したことに始まります。その後、802年に弘法大師(空海)がこの神社を中興し、伊弉諾尊・伊弉冉尊を本宮山頂に祀り、山門の鎮守として「比賣坂鍾乳穴神社」として崇められるようになりました。この神社は長い歴史の中で、地域の人々に深く根付いた信仰の象徴となっています。 神社の発展...»

鯉ヶ窪湿原

鯉ヶ窪湿原は、岡山県新見市に位置する広大な湿原で、約3.6ヘクタールの敷地に300種類を超える植物が自生しています。湿原内には珍しい湿生植物や水生植物が多く、これらが四季折々に美しい花を咲かせることから、訪れる人々を魅了しています。鯉ヶ窪湿原は「西の尾瀬沼」とも称され、学術的にも非常に貴重な場所とされています。 湿原の特徴と魅力 標高550メートルの吉備高原の北西部に位置し、鯉ヶ窪池の上流部に広がるこの湿原は、豊かな自然環境に恵まれています。湿原内には木の遊歩道が整備されており、全長2.4キロメートルのコースを歩きながら、季節ごとに変わる花々や美しい自然の光景を楽しむことができます。春のリ...»

羅生門(鍾乳洞)

羅生門は、岡山県新見市草間に位置する、壮大な天然橋と鍾乳洞が一体となった自然の造形物です。このエリアは多数の鍾乳洞やドリーネが点在するカルスト地形として知られ、標高約400メートルの阿哲台と呼ばれるカルスト台地に広がっています。 1930年(昭和5年)8月25日には国の天然記念物に指定され、2007年には「日本の地質百選」にも選定された、歴史的にも地質学的にも非常に価値の高い場所です。また、映画『八つ墓村』の公開当時、作中に登場する落武者がこの羅生門を背景に撮影されたポスターが制作され、広く知られることとなりました。 羅生門の地形的特徴 巨大な石灰岩のアーチ 羅生門は、標高400メート...»

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