岡山 観光ガイド

岡山県には瀬戸大橋、湯原温泉、岡山国際サーキットなどの観光スポット、はんざき祭り、津山さくらまつり、ハートランド倉敷などの観光イベント、吉備団子、津山ホルモンうどん、ひるぜん焼そばなどのご当地グルメがあります。

岡山県は中国地方の南東に位置する県で、瀬戸内海の約90の島を擁しています。かつて吉備国と呼ばれた岡山県は、造山古墳や作山古墳、両宮山古墳の大型などがあり、その古墳の大きさから古代では大和朝廷よりも大きな勢力を誇っていたことがうかがわれます。

吉備国は大和朝廷に臣従した後は備前国、備中国、備後国になり、備前国から美作国が作られました。

江戸時代には池田氏、森氏に支配されましたが、倉敷市は天領とされ、その倉敷市は岡山県の南部に位置し、川沿いにある白壁の町並みの景観が美しい美観地区として有名な観光地になっています。

岡山県は古代の遺跡が県内に点在しているだけでなく、水島の戦いや藤戸の戦いといった源平合戦が行われた土地で、南北朝時代には後醍醐天皇が隠岐に流されるときに通り道になったことなど、歴史に登場するでき事に纏わる場所や史跡があり、歴史を肌で感じる観光ツアーも楽しめます。

岡山県には国の史跡となっている岡山城、国の史跡であり重要文化財にもなっている備中松山城の二つ城があります。

岡山城は烏城、金烏城とも呼ばれる城で、小高い土地に築かれています。岡山城は石山城に宇喜多直家が城郭を建造したできた城で、時代ごとに要害として活躍しました。

一方、備中高松城は高松城とも呼ばれ、羽柴秀吉によって水攻めにあったことで有名な城で、いずれも全国的に有名な観光スポットです。

史跡巡りをして疲れたら、心と体を癒す番です。岡山県には温泉が点在しており、下湯原温泉、足温泉、真賀温泉、郷緑温泉の温泉は湯原温泉郷と呼ばれ、湯郷温泉、奥津温泉と併せて美作三湯と呼ばれ、多くの人が訪れています。

岡山県は日本六古窯の一つになっている備前焼の産地が含まれています。備前市周辺には備前焼の窯が点在しており、陶器を入手はもちろんですが、陶器作りを体験することもできます。

岡山県は農業が盛んな土地であり、ぶどうの生産は西日本で一番の生産量です。そのほか梨や桃などの果物の生産も盛んな上、B級グルメも数多く生まれています。カキオコはカキ入りお好み焼きで、備前東商工会で商標登録までされています。今では全国で有名なぶっかけうどんは岡山県倉敷市の名物料理です。

岡山 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

倉敷美観地区

江戸時代の風情が残る街並みと豊かな文化

倉敷美観地区は、風にそよぐ柳並木や白壁となまこ壁が美しいコントラストを見せ、倉敷川に影を落としています。江戸時代には米の積出地として栄えたこの一帯は、伝統的な日本建築の美しさをよく残しており、往時の町並みを偲ぶことができます。 文化施設 このエリアには、多数の文化施設が点在しています。特に、世界的名画を集めた大原美術館、民藝館、考古館などが有名です。 倉敷美観地区の歴史 倉敷美観地区は、岡山県倉敷市にある町並保存地区・観光地区です。1969年に倉敷市の条例に基づき美観地区に定められ、1979年に県内2件目の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。江戸時代初期の寛永19年(164...»

備中松山城

現存天守の唯一の山城

備中松山城は、岡山県高梁市内山下に位置する日本の城で、山城の代表格として知られています。正式には「松山城」と称されますが、他地域の同名の城と混同を避けるため、一般的には「備中松山城」と呼ばれます。現存する12の天守を持つ城の一つで、これらの中で唯一の山城であり、標高430メートルの小松山山頂にその姿を残しています。 城の成り立ちと重要性 臥牛山の四峰に築かれた要塞 備中松山城は、臥牛山(がぎゅうざん)と呼ばれる四つの峰からなる山の一部に築かれています。標高487メートルの山頂から南稜線にかけて多くの遺構が残されており、その中でも小松山にある現存天守は標高430メートルの高さに位置していま...»

吉備津神社

桃太郎伝説ゆかりの国宝神社

本殿・拝殿は、後光厳天皇の命を受けた室町幕府3代将軍足利義満によって造営された、豪壮かつ優美な比翼入母屋造りの国宝建築。全国で唯一の吉備津造りという建築様式を採用しており、本殿の大きさは出雲大社本殿、八坂神社本殿に匹敵します。 本殿から続く総延長398メートルの廻廊は、歴史を感じさせる美しい建造物。吉備津彦命は、桃太郎伝説の原型となったとされます。境内には、桃太郎伝説にちなんだ様々なスポットがあります。 概要 吉備津神社(きびつじんじゃ)は岡山県岡山市北区吉備津に位置する神社です。式内社(名神大社)、備中国一宮として知られており、旧社格は官幣中社で、2023年(令和5年)現在は神社本...»

後楽園

自然が織りなす四季折々の彩りが美しい日本庭園

後楽園は、岡山県岡山市北区に位置する日本庭園であり、日本三名園の一つとして広く知られています。この庭園は、江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって造営され、元禄文化を代表する庭園として、国の特別名勝に指定されています。面積は14.4ヘクタールに及び、広大な敷地内には多彩な風景が広がっています。 ミシュラン三つ星の評価 後楽園はその美しさと歴史的価値から、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星にランクされており、海外からの評価も高く、多くの観光客が訪れる場所となっています。 後楽園の歴史 築庭の経緯 後楽園の建設は1687年に始まり、1700年頃に完成を迎えました。この庭園は、池...»

岡山城

烏城と呼ばれる黒い城と美しい庭園

岡山城は、岡山県岡山市に位置する歴史的な城で、その外観の色から「烏城(うじょう)」という愛称でも親しまれています。この城は、1597年に完成しましたが、戦災で天守閣は焼けてしまったが現在は再建され、内部は展示室となっています。 岡山市の中心部に位置し、北西の隅には焼失をまぬがれた月見櫓が三十一万五千石の往時を偲ばせる姿で建っています。多くの観光客が岡山城の美しい外観と豊かな歴史に惹かれて訪れています。 ...»

旧遷喬尋常小学校

木造ルネッサンス風小学校

1990年に移転するまで校舎として利用されていた歴史的建築物。映画やテレビCMのロケ地としても利用され、注目をあびた。 工事費は当時の久世町予算の3倍近い巨額な費用を投じている。建築材は真庭市木山国有林の優れた檜、杉材を選定し使用。 迎賓館を思わせる豪奢な、ルネッサンス様式による明治の擬洋風建築。全国的にも貴重な佇まいから、国の重要文化財に指定されている。 現在は文化施設・久世エスパスランドの付属施設として、かつての教室は図書室・展示室、職員室は会議室、講堂は集会室、校庭は屋外展示場に供されている。 1907年に完成した二階建ての木造建築で、玄関と職員室、講堂(2階)からなる中央棟の東...»

津山ホルモンうどん

全国に名を轟かす津山のご当地グルメ

岡山県の北東部に位置する津山市周辺は、古くから和牛の産地。牛の内臓肉を使ったホルモンうどんは、焼肉店やお好み焼き店を中心に昭和後期から食べられてきた人気メニューだ。平成17年、町おこしの一環として「津山ホルモンうどん研究会」を旗揚げ。B-1グランプリなどに出展し、平成21年の横手大会で3位、翌年の厚木大会で4位を受賞した。味付けはしょうゆ、味噌、ソース味など店よって異なるが、自家製のタレを作り、バラエティに富んだ味が楽しめる。津山では約50の店で食べられる。...»

倉敷バーガー

老若男女みんなから愛されるもはや知名度全国区の名物品

倉敷市特産品の「連島レンコン」のシャキシャキしたピクルス(夏はごぼう)、岡山県内産牛のパティ、岡山県産の桃太郎トマトなど、こだわりの岡山県産食材を使用し、倉敷・美観地区の白壁をイメージした白いバンズの倉敷バーガー。地元の美味しさがぎゅっと詰まっている。岡山県内外の各種イベントにも出店しており、人気のバーガーである。「自分たちで知恵を出し、面白いと思うことに力を注ぐ」という倉敷人の気質と心意気が「倉敷バーガー」の源になっている。...»

岡山ラーメン

地域ごとの特色や、店独自の味わいが楽しめるラーメン天国岡山

岡山市内を中心に食されている一般的な”岡山ラーメン”の特徴は、鶏ガラと豚骨しょうゆのスープが主流で、ベースの出汁は鶏ガラや豚骨以外に、魚介類からとっている店もある。麺に関しては、縮れ麺を使うことはほとんどなく、細~中細のストレート麺がほとんどだ。岡山県内には、古くから地域に定着してきたラーメンと、町おこしを目的に各地域の特産品などを使った様々なご当地ラーメンが存在する。それぞれ特色のあるラーメンを食べ比べるのも楽しみだ。...»

えびめし

エビの風味とソースの香ばしさがマッチ。キャベツを添えて召し上がれ

ご飯をエビなどの具と一緒に炒め、ソース味に仕上げた岡山市の名物料理が”えびめし”。市内にある「ほっかいちばんINDEIRA」のオーナーが修行時代に、東京の老舗カレー店で覚えたメニューを、故郷で再現したのがはじまりだといわれ、それが徐々に広まり、岡山市の代表グルメのひとつになったようだ。味の決め手になるのはソース。ドミグラスソースとケチャップ、カラメルソースなどをベースにして、各店舗が独自の工夫を加えた特製ソースで味わえる。黒褐色のピラフ風ご飯に錦糸卵をのせ、キャベツの千切りを添えたものが一般的だ。...»

おかやまデミカツ丼

普通のカツ丼とは一味違う!一度食べたらやみつきになる名物料理

「デミカツ丼」とは、キャベツとカツを重ねた丼(キャベツを使わない店もある) にデミグラス・ソースをかけたものである。このカツ丼は、岡山の料理店「味司 野村」の創始者が、東京のホテルで洋食の修行中に考案した。和洋折衷のようなデミカツ丼は「卵とじ」とは違った独特の味わい。ご飯の上にゆがいたキャベツを敷き、その上にトンカツ、そしてデミグラスソースがたっぷりとかかっている。岡山県内でも、いろんなタイプのデミカツ丼がある。...»

たこめし(岡山県)

倉敷下津井のたこを使った風味豊かな味と歯ごたえが味わえる逸品

岡山県のたこ漁獲量は全国でもトップクラス。瀬戸内海でも特に潮流の早い倉敷市下津井で育ったたこは、独特の歯ごたえがあり身がしっかりしておいしいと言われている。素材の良さが光る一品である。 倉敷名物たこめしは、たこをぶつ切りにし、炊き込みご飯にしたもの。磯の香り豊かに広がる美味しさ。新鮮なたこを使った料理は倉敷市内各地でたべられる。一言でたこめしと言っても、お店により具材や味付け、トッピングなど様々な特徴がある。...»

そずり鍋

静かに注目を集める高級牛肉のB級グルメ

岡山県津山市で古くから親しまれているそずり鍋。そずり肉と呼ばれる牛の骨からそずり(削り)おとした肉を使用し、牛肉は地産の「作州牛」というブランド牛が使われる。醤油ベースの甘辛な割り下に新鮮なそずり肉をいれ、ごぼうなどの野菜や豆腐と煮込む。色の濃い見ためからは驚くほどあっさりとした味わい。とろとろに煮込まれたそずり肉が舌の上でハラリとほどけ、後引く旨さ。そずることでより旨みがしみわたり、高級なブランド牛も余すことなく使用できる、先人の知恵が光る逸品だ。うどんかそばでシメるのが津山スタイル。...»

牛餅丼

牛丼のご飯の代わりに名産「ひめのもち」を入れた創意工夫の一品

餅を使った変わり種の丼。牛丼のご飯の代わりに餅を入れた創意工夫の一品だ。なめらかで美味しい餅に、少し甘いつゆがかかった牛丼の具がたっぷり。新庄村きっての名産「ひめのもち」の美味しさを存分に味わえる。夏に朝晩の寒暖差があり、ブナの原生林がある『毛無山』から流れる新庄川の水でつくった新庄村のひめのもちは強い粘りと甘味が特徴。最近はこのひめのもちを使って餅をワッフル形に焼く「モッフル」も流行っている。...»

シャコの刺身

鮮度が光るシャコの刺身

瀬戸内海で獲れる新鮮なシャコの刺身。シャコは、死んでから時間がたつと、自分で自分の身を溶かす酵素を出すので、身がやせ細ってしまう。生のまま食べられるということは、それだけ新鮮だ、ということ。しょうゆでもおいしいが、すだちなどをしぼっていただくのも乙なもの。 旬    3月 ...»

総社ドッグ

地元の食材で作るホットドッグは、店ごとの味を食べ比べるのも◎

岡山県総社市で、「地元を元気にしたい。売り出したい」との想いから誕生した“総社ドッグ”。総社市産の食材が2品以上入っていることが条件で、観光や経済など5団体の代表が集まって発足した「総社ドッグ普及研究会」が認定したものだけが、総社ドッグとして販売されている。使われる食材は、千両なすや黒大豆、ピオーネなど、多岐に渡り、テイストも和風、チリソース仕上げ、カレー味などバラエティに富んでいる。認定店には、総社ドッグオリジナルののぼりが立てられているので、それを目印に、店ごとのおいしさを食べ歩きしたい。...»

備前カレー

備前焼とカレーが織り成す、器と味の最高のコラボレーション

美食家で名高い魯山人が愛した備前焼と、国民食のカレーの組み合わせによるご当地B級グルメ。地元の魚介類や果物など、ルーや具材の組み合わせは自由だが、「備前焼の器に盛ること」がこの郷土食の条件だ。現在、市内を中心に、9つの店舗と団体が提供している。梅花の形の器に盛られた野菜カレー、土鍋で食べるスープカレー、シーフードカレー、牛肉をふんだんに使ったカレー、地元産のイイダコを使ったカレーなど、各店でそれぞれ素材や製法、皿にこだわっている。食べ比べも楽しい。...»

いのししラーメン

珍しい野生の猪肉のチャーシューを使った新見の個性的な一杯

猪が多く棲息する新見市では、昔からぼたん鍋などの猪料理が多く食べられていた。そんな中で、この猪を新見の名物にしようと考えられたのが、「いのししラーメン」である。いのししラーメンは、農作物への深刻な被害が続いており、捕獲頭数も年々増加しているイノシシに着目し、新見商工会議所青年部が町おこし活性化事業として取り組み、開発したもの。新見の山野で育った野生の猪肉を手間ヒマかけて煮込み焼きあげ、チャーシューで味わう個性派ラーメン。...»

笠岡ラーメン

鶏ガラスープに、鶏肉を煮た煮鶏を具にした味わい深い鶏ラーメン

“笠岡ラーメン”の特長は、鶏ガラスープのしょうゆ味で、チャーシューの代わりに鶏肉を煮た“煮鶏”を具材に使うこと。使用する鶏は、“かしわ”と呼ばれる採卵を終えた親鶏で、歯応えがあり、おいしい出汁がとれ、シンプルで優しい味わいが楽しめる。笠岡市は養鶏がさかんであったため、手軽に手に入るかしわを使ったラーメンがうまれたようだ。市内には創業50年を超える老舗から、鶏ベースに瀬戸内海の魚介を具材に使う新店まで10数店があり、町全体でのイベントやガイドマップなどが作られ盛り上がっている。...»

日生カキオコ

カキのジューシーな風味がいっぱい詰まったお好み焼き

日生(ひなせ)は岡山県の南東端に位置する古くからの漁師町で、特産物は瀬戸内の新鮮な魚介類、特にカキの名産地と知られる。この名産のカキを具に使ったお好み焼きが”カキお好み焼き”、通称”カキオコ”である。日生ではカキは身近な食材であり、どんな料理にも使われるが、特にお好み焼きとの相性は抜群でジューシーな風味が口の中に広がる。特筆すべきはそのカキのボリュームと鮮度で、日生のカキは鉄板の上で焼いてもすぐには縮まないのである。カキオコはカキが捕れる10月~3月末頃が時期とされるが、冷凍保存したカキを使い通年提供するお店もある。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»

ひるぜん焼そば

味噌ベースの秘伝のタレで焼き上げる、もっちり甘辛な焼そば

鳥取県との県境に位置する岡山県の蒜山地区で昭和30年代から親しまれる地元の味“ひるぜん焼そば”。当時、ジンギスカンや焼肉を自家製のタレで食べるブームが起こり、地元の食堂で味噌をベースにした秘伝のタレで焼きそばを作ったところ大評判を呼んだのが始まり。「秘伝のタレ」と呼ばれる各店で調合される濃厚で甘辛な味噌ダレを使い、親鶏のかしわ肉と蒜山高原で生産される高原キャベツが入る。もっちりとした麺にキャベツの歯ごたえが絶妙な一品だ。...»

どどめせ

素朴な中に独特のまろやかな風味が生きる鎌倉時代発祥の名物料理

どどめせは、炊き込みご飯に酢を混ぜた炊き込みずしで、岡山ばら寿司の元祖といわれている。起源は、鎌倉時代末期までさかのぼるといわれる。当時、町内に「備前福岡の市」の渡しがあり、高瀬舟の船頭の炊き込みご飯弁当に偶然どぶろく(にごり酒)がかかったものを食べたところ、たいそううまかったのが始まりだとか。そして、「どぶろくめし」が「どどめせ」となまって後世に伝えられ、「備前ばらずし」に発展したともいわれている。その味は、素朴な中に独特のまろやかな風味が生きている。...»

備前バーガー

ジューシーな備前牛のパテと地元野菜に、ダブルソースが抜群

豆腐かす、ビールかす、酒かすを飼料にして丹念に育てられた、ジューシーな赤身がおいしい”備前牛”のもも肉からパテを作り、地元、岡山県備前産の新鮮な野菜と一緒にはさみ込んだ“備前バーガー”。特産品のいちじくを使ったデミグラスソースと、スイートチリマヨのダブルソースが絶妙で、“きんかん”のピクルスが味を引き締める。バンズにも、地元の備前米の米粉を使われており、地元産にとことんこだわり抜いたご当地バーガーだ。スタンダードな備前バーガーに、地玉子と本格厚切りベーコンを加えたスペシャルバーガーも要チェックだ。...»

ママカリの酢漬け

あまりの旨さに食が進み、つい食べすぎてしまうと評判の名物料理

ママカリは岡山地方の呼び方で、関東では「さっぱ」と呼ばれる、体長10~12センチくらいの平べったいニシン科の小魚。海流の流れが速い瀬戸内海下津井沖で、群れを作って回遊している。10~11月の秋祭りが開催される頃が旬となる。調理方法は、ママカリのウロコ、頭、内蔵をとったのち、軽く塩をふって1時間ほどおき、調味料を混ぜ合わせた二杯酢を作り、ママカリを半日から1日つけこむだけ。その味は、あまりのうまさに食がすすみ、つい食べすぎて隣家から飯(まま)を借りてまでもなお食べ続けたという話があるほどで、ママカリの名の由来といわれている。...»

しのうどん

円通寺で修行者が好んで食べたと言われる良寛ゆかりの玉島名物

2cmの幅・約1mの長さがある麺が特徴で、もっちりとした食感で食べ応え十分。円通寺で修行者が好んで食べていた良寛ゆかりの玉島名物である。創建年代等については不詳であるが、江戸時代に入り元禄11年(1698年)に徳翁良高禅師によって再興されて正徳年間(1711年~1716年)現在の寺号となった円通寺。江戸時代後期には歌人としても知られる僧良寛(1758年~1831年)がこの寺で20年ほど修行している。...»

かき鍋(岡山県)

産地ならではの美味しい牡蠣と味噌のマリアージュ

牡蠣の三大産地の一つが岡山県。カキ養殖に適した環境で良質な牡蠣が育つ。牡蠣は別名「海のミルク」とも呼ばれ、蛋白質やカルシウム、亜鉛などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれている。どんな料理にも合う牡蠣だが、そんな牡蠣を鍋で頂くのが「かき鍋」。鍋の内側に味噌を土手のように塗り、その中でカキや豆腐、季節の野菜などを煮込んで頂く鍋料理。食べる直前に味噌の土手を崩しながら好みの味加減にする。...»

烏城黄金ずし

岡山城をイメージした絢爛豪華かつ地元の幸が満喫できる寿司

岡山を代表する料理「岡山ばら寿司」をベースに、「金烏城」とも呼ばれる岡山城をイメージした創作寿司。天守閣の黒い壁面を黒豆で表し、金色の瓦やしゃちほこを黄ニラと金箔を使って表現している。また、従来ばらずしに使われるサワラ、ママカリ、タコなどの瀬戸内の海の幸や山の幸は華やかな城内をイメージしている。見た目にもこだわった豪華な新名物である。岡山県鮨商生活衛生同業組合の職人さんたちの英知と、岡山の自慢の具材がたっぷり詰まった寿司だ。...»

蒜山おこわ

小豆や鶏肉、栗などの具材が豊富に入ったしょうゆ味の五目おこわ

“蒜山おこわ”は、岡山市真庭市北部、鳥取県との県境に位置する蒜山地方に伝わる郷土料理で、蒜山地方の祭りや祝い事には欠かせない一品。赤飯を炊くときに、間違ってちらし寿司の具を入れてしまい、せっかくなので小豆も入れて一緒に蒸したところ、非常においしいおこわができ上がったのが始まりだといわれている。各家庭ごとに入れる具材は異なるが、もち米に鶏肉、油揚げ、しいたけ、ごぼう、にんじん、小豆、栗、ぎんなんなどが定番で、蒜山周辺で採れる四季折々の山菜が加えられた豪華な内容が特徴。素材の旨みとしょうゆの風味が上品な五目おこわだ。...»

ぶっかけうどん

温冷、具の種類など様々な味のバリエーションが存在する名物料理

茹で上げたうどんに、様々な具材や薬味を乗せ、その上に少量のだし汁をかけたもの。麺・汁が温かいものと冷たいものが存在し、他地域のぶっかけうどんより具・薬味が多く、また乗せる具もバリエーションに富んでいるのが特長。各家庭それぞれのぶっかけうどんが存在するといわれている。汁に関しては、味が濃いのが特長。特に甘味が強く、蕎麦つゆの影響が強く伺える。また他地域ではおろし生姜が薬味として使用されるが、倉敷ではおろし山葵が使用される。(家庭・店舗によっては生姜も使用)これも蕎麦の影響と思われる。...»

津山 牛一夜干し

厳選された牛肉を使い、添加物不使用の手作りの干し肉

古来より肉処である作州津山に伝わる郷土の味。厳選された牛肉を使い、添加物をいっさい使っていない。丹念に塩を揉みこみ、熟成を待ち、太陽と風を通して作られる。一品一品手作りで、太陽と風の贈り物。独特の香ばしさと歯ごたえが魅力である赤身の上モモ肉や、「さし」の入った旨みがしっかりとした特上のモモ肉、独特のコクと深みのある最上の旨みが口に広がる国産高級黒毛和牛などがある。調理済みで、開封してすぐ食べられるものもあり、手軽に干し肉を楽しめると地元岡山で大ヒットしている。...»

岡山ばらずし

倹約令をかいくぐるための工夫からうまれたハレの食

新鮮な海の幸と彩り豊かな旬の野菜を盛り合わせた郷土寿司。江戸時代、備前岡山の藩主池田光政候が質素倹約を奨励し、「食膳は一汁一菜にせよ」との倹約令を布告した。やむなく庶民たちは、たくさんの魚や野菜を混ぜ込んだ寿司飯を「一菜」とし、それに汁物を添えて、体裁を「一汁一菜」としたのが発祥だ。窮余の策からうまれたばらずしは、岡山ずしやまつりずしとも呼ばれ、現在ではお祭りや祝い事、来客の接待などにおけるハレの食として親しまれている。...»

美咲たまごかけごはん

お馴染みの料理を、地産地消にこだわり、美咲流ストーリーで提供

どこの家庭でもお馴染みの“たまごかけごはん”で、町おこしを!と、美咲町では“たまごかけごはん”専門の店「食堂かめっち」をオープン!その日の朝にうまれたばかりの新鮮な卵、愛情込めて育てた“棚田米”、しょうゆをベースにした「しそ、のり、ねぎ」の3種のタレと、すべて地元産の食材にこだわって提供。器に地元の名産品の桜湖焼を使っているのも見逃せない。シンプルなだけに素材の良さが光り、コクと旨みのある卵と風味が豊かなタレ、ホクホクのご飯が相まった絶妙の味わいが楽しめる。...»

たまげたバーガー

紫いものバンズもかわいらしくて美味!舌ビラメのパテの味わいも◎

岡山県玉野市のご当地バーガーで、玉野市の「たま」と特産品である舌ビラメを地元では「ゲタ」と呼ぶことからその名がついた“たまげたバーガー”。瀬戸内海の新鮮な舌ビラメのミンチをパテに加え、バンズには玉野市産の紫いもが練りこまれている。弾力のある舌ビラメのパテはあっさりとした味わいで、特製のタルタルソースがその味を引き立てる。一緒にはさんだシャキシャキのレタスやチーズとの相性も抜群。たまげたバーガーは、地元の主婦の考案したもので、バーガーを皮切りに「たまげた」シリーズのラーメンや丼なども売り出している。...»

ひるぜんバーガー

食肉用ジャージー牛100%のパテは、やわらかく軽い味わい

米子自動車道の蒜山(ひるぜん)高原サービスエリア(下り方面)のみで販売されている“ひるぜんバーガー”。表面の香ばしさとふわふわとした食感が楽しめるオリジナル配合のバンズにはさまれたパテは、食肉用のジャージー牛100%で、やわらかくさっぱりとした味わい。程良く効いたスパイスとベーコンがパテの味を引き立てている。スタンダードな“ひるぜんバーガー”のほか、テリヤキやチーズ入りも人気。平日は50食、土日は100食限定販売となっているので、食べたい方はお早めに。...»

たまの温玉めし

一度食べたらヤミツキ!穴子と温泉卵のハーモニーが絶妙

玉野市名産のふっくら穴子を炒め、雑穀入りご飯を加えて混ぜ込み、甘辛い蒲焼のタレで炒めた焼きめし。トッピングのとろとろ温泉卵を絡めると、まさに絶品のおいしさ。一度食べると忘れられなくなる味だ。また、穴子にはビタミンAやビタミンEが豊富に含まれており、美肌効果も期待できる他、ウナギの半分以下の脂肪分で夏バテ予防にも最適。...»

切干大根のはりはり漬

大根の歯ざわり抜群で、さわやかな味わい。アレンジしても美味

大根を縦に4~6等分に切り、約1ヶ月干した「割干大根」を使用。または、縦に4等分して薄く小口切りにし、天日で干した「花切大根」を使用する。これらを、たっぷりの水で戻し(割干大根は戻したあとに薄く切る)、三杯酢に一昼夜漬ければ「はりはり漬」が完成する。大根のパリパリっとした歯ざわりが心地よく、白いご飯にはもちろん、酒のつまみにも最適な一品。干しえびや鷹の爪、ちりめんじゃこやわかめなどを入れても、また風味がまして美味。...»

黄にら

岡山特産「黄にら」は、地元でしか味わえない料理でも楽しみたい

全国一の生産量(平成20年産農産課調べ)を誇る岡山県特産の黄にら。一般的なにらと品種は同じだが、栽培法に特徴があり、もやしのように光を遮断する軟化栽培で育てられている。そのため、別名“にらもやし”とも呼ばれる。にらの中でも、黄にらは高級食材として中華料理に使われることが多い。一度食べると忘れられないというファンもいるほど、柔らかい食感とほのかな甘みが魅力的な食材だ。岡山に訪れる際は、“黄にらばら寿司”など地元でしか味わえない黄にら料理をぜひ堪能してほしい。...»

備前黒皮かぼちゃ

粘質で食味が良く、調理した外観が綺麗な日本を代表する品種

日本かぼちゃの代表品種で、昭和初期に「備前黒皮かぼちゃ」として栽培が始まり、同25年頃に最盛期を迎えた。 現在では、牛窓町で主に自家消費用として栽培しているのみだが、一部は地元青空市や商人へ出荷されている。 肉質はやや粗いが、粘質で食味は良く、調理した外観がきれいで味付けしやすいことから、日本料理には欠かせないといわれている。西洋種がほとんどを占める現在では、日本かぼちゃの代表として大変貴重な品種である。旬は7月~8月。 旬     7月 8月 ...»

千両なす

高級料亭でも使われる!トップクラスの品質のブランド食材

岡山市南部の干拓地を中心に栽培されており、特に灘崎地区の全国ブランドである”備南の千両なす”。濃紫色で色つや良く、歯切れの良さと果肉の柔らかさが特徴で、高級料亭の食材として人気が高い。主要市場でも、トップクラスの品質と高い評価を受けている。岡山県で生産額の一番多い野菜”でもあるのだ。色、艶、果肉のしまり、揃い、全ての面で他県産をリードしていて、一本の木から約300個のナスを作り出すが、その一個のナスに農家は最低4回手をかける。このマメさが日本一の源である。10月~6月が旬。...»

蒜山だいこん

自然に恵まれた蒜山高原で育った大根。寒締め効果で栄養価アップ

蒜山(ひるぜん)高原は岡山県西北部にある標高450m以上の高原で、土は「黒ボコ」といわれる火山灰土壌で特に大根の栽培に適した地である。このような環境で栽培されている蒜山大根。旬は11月上旬~12月上旬。昼間は太陽光によって十分に光合成を行い栄養分を生成。そして、夜間の寒気を受けると野菜は自分を守ろうとして栄養を体内に蓄える働きを強めていく。こうして、”寒締め”と言われる効果を発揮した栄養価が高く食味の良い大根がつくられる。形・色つや・味の三拍子が見事にそろった名品である。 旬     5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 ...»

そうめん南瓜

そうめんのような新食感の果肉を楽しませてくれる不思議な食材

茹でると繊維状にほどける不思議な南瓜。かぼちゃの仲間だが「金糸瓜」とも呼ばれ、俵型で長さ20~25cm、果重600~800g位で熟すれば外皮は鮮やかな黄色になる。外皮は堅く、肉質は淡黄色で、他の南瓜と異なり「そうめん」の様な細い繊維から成っている。輪切りにして20分位ゆでると、内部より素麺状の繊維がそのままほぐれ、これを冷水に浸し三杯酢などで味をつけ食す。また、あっさり味なのでサラダでシャキシャキの食感を楽しんだり、焼き物、揚げ物にもいい。旬は6月~9月。 旬     6月 7月 8月 9月 ...»

おかやま黒豆

大粒で味が良く、バランスのとれた栄養素が含まれた特産品

岡山の黒まめは県中北部で主に栽培されていて、大粒で味が良く、バランスのとれた栄養素が含まれている。煮豆にすると、見栄えや風味の良さ、なめらかな舌触りで最高の食材とされ、お正月のおせち料理にはかかせない逸品である。県は、水田転作作物として県北東部の英田郡に「丹波黒」という品種名の黒大豆を導入。栽培方法や品質、流通面などの課題を改善し、栽培は隣接する地域へと普及した。以来、県内各地域で作られるようになり、平成8年には県北東部の勝英地域で生産される黒大豆を『作州黒』としてブランド化するまでになった。...»

岡山 白桃

大切に育てられた気品漂う白さが特徴。贈り物にも最適な果実

岡山県の桃の中でも最も広く作られているのは「白桃」。白桃は上海水蜜を改良し、明治34年に誕生した品種で、ほかの生産地では見られない白さときめ細やかさ、口あたりで岡山の名産になった。一番の特長は、その上品なまでの白さ。この白さの秘密は、岡山ならではの袋掛栽培である。太陽の光を直接浴びない桃は赤く色づかず、透き通るように白くてなめらかな口あたりとなる。また、桃を傷つける風や雨、虫などからも桃を守り、より美しい桃が育つ。旬は7月中旬~8月中旬。「日川白鳳」「はなよめ」「白鳳」「清水白桃」等がある。 旬    7月 8月  加納岩白桃 浅間白桃の枝変わりとして見つかった早生桃の一つで、果汁が豊富...»

岡山ニューピオーネ

瑞々しく甘い果汁がたっぷり。豊潤な味わいで大粒の和製葡萄

日本一のピオーネの産地岡山県。「巨峰」と「カノンホールマスカット」を交配して生み出された和製の葡萄で、芳香のある濃い紫色をした大粒の果粒は、歯触りが良く、甘い果汁がたっぷり。適度に酸味もある。その豊潤な味わいで、葡萄の人気品種の一つとなっている。旬は8月~10月。「ピオーネ」とはイタリア語で開拓者という意味。現在では、種なしピオーネを「ニューピオーネ」として販売している。粒は20gを超すものもある大粒で、糖度は16度以上と甘く、香りも抜群に良い。 旬    7月 8月 9月 10月 ...»

清水白桃

岡山の桃の頂点に立つ珠玉の品種

清水白桃は、味・香り・姿ともに日本一といわれる岡山の白桃の中で、頂点中の頂点に立つ最高品種の白桃。甘い華やかな香りと、透き通るほど白く美しい肌。「桃の女王」と呼ばれる通り、格別の気品に溢れた最高級の桃、それが清水白桃なのだ。しかもこの清水白桃が味わえるのは、毎年7月下旬からの約10日間限り。 旬    7月 ...»

マスカット・オブ・アレキサンドリア

エメラルドグリーンの美しい姿と芳醇な味わいを持つ果実の女王

日本一の生産量(全国生産量の90%を生産)を誇る、岡山の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」。岡山県を代表する特産品となっている。岡山は果物王国として知られるが、なかでも、マスカット・オブ・アレキサンドリアのエメラルドグリーン色の美しい姿と芳醇で濃密な味わいはまさに果物の女王の名にふさわしい。旬は4月~11月。もともと日本での栽培は困難であったが、先人による幾多の試行錯誤、ガラス室の採用、温暖・多照・少雨の瀬戸内気候が適し、多くの人々が栽培技術の研究・向上を重ね現在に至るのである。 旬    4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 ...»

岡山県産 牡蠣

養殖に適した恵まれた瀬戸内の自然環境で育った高品質の海産物

餌となる植物プランクトンが多い等の牡蠣養殖に適した自然環境で、高品質の牡蠣が育つことから、全国でもトップクラスの生産量を誇る「おかやま牡蠣」。朝獲れの新鮮な”おかやま牡蠣”は、潮どおしの良い、清浄な海域ですべて養殖されている。また、適切な漁場利用と衛生面に配慮した品質管理の徹底に努めるとともに、生産終了後は海底清掃を行うなど漁場環境の保全にも配慮。牡蠣は美味なうえに栄養満点、いろいろな料理で楽しめる。旬は1月~2月。 旬    1月 2月 ...»

ママカリ

おいしすぎてご飯が足りなくなる!? 岡山の絶品魚

”ママカリ”とは瀬戸内海周辺地域での呼び名で、一般的には”サッパ”と呼ばれるニシン科の小魚だ。ママカリという名前は、おいしすぎて自宅のご飯だけでは足りず、隣の家から飯(まま)を借りてきてでも食べたいというユニークな由来があるようだ。小さな割に油が多く、青魚特有の臭みが少ないという特徴を持つ。頭とはらわたを落とした状態での酢締めが全国的に有名だが、素焼きにしたものを醤油につけたり、唐揚げなどにしてもおいしい。また、頭と尾をつけたまま開き、中骨をとって作られる姿寿司も人気だ。...»

旧寄島町のガザミ

瀬戸内海の海の幸としてファンも多い、ワタリガニの一種

岡山県の南西部に位置し、瀬戸内海に面した寄島町(浅口市)は、海の幸に恵まれた土地として有名。その中でもワタリガニの一種である“ガザミ”は、町の特産品だ。脱皮をするオスは夏でも美味だが、メスの濃厚なミソや内子を楽しむなら秋から冬がおすすめ。シンプルに塩水でゆでて味わうと、プリッとした弾力とガザミのおいしさがダイレクトに楽しめる。その他、みそ汁にしてガザミの旨味を丸ごと楽しむのもよし、香ばしく焼いて身のジューシーな味わいを堪能するのもおいしい。 旬 11月 12月 1月 2月 3月...»

岡山県産 さわら

真子や白子も堪能できる瀬戸内岡山の食文化を象徴する春の魚

腹の幅が狭いことから狭腹(さはら)が語源である。若魚である狭腰(さごし)から成長に伴って呼び名が変わる「出世魚」。春を告げるように産卵のために瀬戸内海に入ってきて、冬に瀬戸内海から外洋へ出て行く。岡山県では、真子や白子と一緒に食べる文化があることから、5月頃が旬とされる。味は淡泊でくせがなく、身質は軟らか。料理方法は刺身、塩焼き、煮付け、照り焼き、吸物、酢の物、味噌漬け等、卵は白子、真子とあり白子は吸物、真子は煮付けに。また岡山寿司にも。さわらは岡山の郷土料理に欠かせない食材なのだ。 旬    3月 4月 5月 ...»

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