サントピア岡山総社は、岡山県総社市に位置する広大な民間保養施設です。総面積約18万平方メートルの敷地内には、西日本最大級のプールをはじめとする豊富なアクティビティ施設が揃っており、宿泊施設やレストランも充実しています。
この施設は、古代遺跡が点在する総社・吉備路の高台に位置し、歴史的価値のある地域の魅力を背景に、訪れる人々に幅広いレジャー体験を提供しています。宿泊やレストランの利用に加え、日帰り入浴、宴会、会議、ブライダルといったサービスも提供されており、観光客や地元の利用者から支持を集めています。
サントピア岡山総社は、1980年4月に旧岡山厚生年金休暇センター・ウェルサンピア岡山として開設されました。この施設は、年金資金から約42億円を拠出して設立されましたが、2004年には約2億円の赤字経営となっていることが報じられました。社会保険庁の年金財源確保策の一環として売却が進められ、2009年6月の入札により、高松市や岡山市でボウリング場を経営する太洋木材のグループ会社、太洋開発が3億800万円で落札しました。同年12月2日にサントピア岡山総社としてリニューアルオープンし、現在に至っています。
サントピア岡山総社には、全53室の宿泊施設が完備されており、全室で無線LAN（WiFi）を利用することができます。さらに、2021年8月には全室冷暖房完備のドーム型グランピング施設「SUN GLAMP」がオープンしました。この新しい施設には、全7棟のドームにそれぞれバーベキューデッキやシンク、トイレ、洗面所などの設備が充実しており、自然の中で優雅にアウトドアを楽しむことができます。
毎年夏季限定でオープンするレジャープール「ワップス」は、子どもから大人まで幅広い年齢層に大人気の施設です。迫力あるウォータースライダーやロックマウンテンなどのスライダーアトラクションが充実しており、流れるプールでは浮き輪に揺られながらリラックスして楽しむことができます。
キッズパークは、幼児向けのプールやアスレチック、ウォーターアトラクションが揃っており、小さなお子様も安心して遊ぶことができます。家族連れにも最適な施設です。
サントピア岡山総社の周辺には、古代遺跡が多数点在しています。特に「造山古墳」や「作山古墳」といった二大巨墳は歴史的価値が高く、備中国分寺・尼寺跡・鬼ノ城などの貴重な文化財や遺跡も見どころです。これらのスポットは、訪れる人々に岡山県総社市の豊かな歴史と文化を感じさせてくれます。
サントピア岡山総社は、豊富な施設とアクティビティを備えた、家族連れからビジネス利用まで幅広く対応できるリゾート施設です。四季折々の自然と歴史に触れながら、快適で楽しい時間を過ごせることでしょう。