鷲羽山ハイランドは、岡山県倉敷市下津井吹上にある遊園地で、正式名称は「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」です。瀬戸内海と瀬戸大橋の美しい眺望を楽しみながら、多彩なアトラクションやイベントを満喫できる場所として知られています。
鷲羽山ハイランドは、瀬戸内海を一望できる高台に位置し、絶景を楽しみながら多彩なアトラクションを体験できる遊園地です。スライダープールやインラインスケート、そして名物のサンバショーなど、多彩な楽しみが揃っています。
園内では、ブラジル出身のダンサーたちによるサンバショーが毎日開催され、訪れる人々を陽気なリズムで歓迎します。サンバのリズムに乗って、園内のアトラクションを存分に楽しむことができ、家族連れからカップルまで幅広い層に人気があります。
鷲羽山ハイランドで特に人気のアトラクションは「スカイサイクル」です。自力でペダルを漕いで進む自転車型のライドで、地上16メートルの高さから瀬戸内海を見下ろすことができます。このスリルと絶景の組み合わせが、多くの人々に「世界一怖いアトラクション」として知られています。
夏季にはスパイラルスライダープールが登場し、手ぶらで楽しめるこのアクティビティも大人気です。プールサイドでは、サンバのリズムに合わせたイベントも開催され、家族みんなで楽しむことができます。
鷲羽山ハイランドは、もともとはドライブインとして始まりました。1970年に鷲羽山スカイライン(現岡山県道393号鷲羽山公園線)が開業したことを機に、1971年8月13日に遊園地としてオープンしました。その後、ボウリング場やジェットコースター、観覧車、展望タワーなどのアトラクションが追加され、1986年には敷地を拡張してさらなるリニューアルが行われました。
1987年にはブラジルサンバショーが導入され、その後、2006年に「ブラジリアンパーク」としてリニューアルされました。この背景には、創業者の永山久がブラジルで見たサンバショーに感銘を受け、現地のプロサンバチームを日本に招いたという経緯があります。現在でも8名のダンサーが常駐し、毎日サンバショーを開催しています。
鷲羽山ハイランドへのアクセスは、JR西日本 本四備讃線児島駅から下電バス(下津井循環線「とこはい号」)に乗車し、「鷲羽山ハイランド遊園地前」停留所で下車する方法があります。所要時間は約10分です。
鷲羽山ハイランドは、多くの映画やテレビ番組で紹介されています。代表的な作品には、